母の日の花言葉まとめ|カーネーション・バラの色別の意味と選び方【花屋が解説】
母の日に花を贈るとき、多くの方が赤いカーネーションを思い浮かべます。ですが実は、花は色によって花言葉が大きく変わることをご存じでしょうか。
花には色ごとに異なる花言葉があり、選ぶ色によって届く意味が変わります。せっかくなら、お母さんに伝えたい気持ちにぴったりの花言葉を選んで贈りたいところです。
この記事では、母の日の定番であるカーネーションとバラを中心に、色ごとの花言葉の意味や、贈るときに気をつけたいポイントをまとめます。
そもそも母の日にカーネーションを贈るのはなぜ?
母の日にカーネーションを贈る習慣は、1907年のアメリカが起源です。
社会活動家のアンナ・ジャービスが、亡くなった母の追悼式で白いカーネーションを祭壇に飾ったのがきっかけでした。翌1908年に教会で「母の日」が祝われた際、アンナは参加者全員に白いカーネーションを配りました。
この出来事がきっかけで、母の日=カーネーションという文化が広まりました。当初は「白」が基本でしたが、やがて白は亡き母へ、赤は存命の母へ贈る花として分かれていき、現在の形になっています。
カーネーション全体の花言葉は「無垢で深い愛」「純粋な愛情」。母への想いを込めるのにふさわしい花です。
カーネーションの色別の花言葉
カーネーションは色によって花言葉がまったく異なります。お母さんに伝えたい気持ちから逆引きで色を選ぶと、ギフトとしての意味が一段と深くなります。
赤:「母への愛」「真実の愛」
母の日の王道カラーです。花言葉にも直接「母への愛」が含まれているため、迷ったら赤を選ぶ事をおすすめします。
花屋でも母の日のご相談で「何色を選べばいいですか?」というご質問は非常に多いです。
花言葉をご説明すると、赤を選ばれる方が多い印象です。「母への愛」というストレートな花言葉が、背中を押してくれるようです。
ただし、黒みがかった濃い赤のカーネーションには「私の心に哀しみを」というネガティブな意味があるため、明るいトーンの赤を選ぶのがポイントです。
ピンク:「感謝」「あたたかい心」「気品」
「ありがとう」をストレートに伝えたいときにぴったりの色です。「美しい仕草」という花言葉もあるため、いつもきれいでいるお母さんへの賞賛の意味も込められます。
赤ほど主張が強くないので、義母への贈り物としても選びやすく、実際の母の日ギフトではピンクを選ぶ方も非常に多い色です。
オレンジ:「純粋な愛」「あなたを愛しています」
赤よりもカジュアルで明るい印象を持つ色です。「清らかな慕情」という花言葉もあり、お母さんを元気づけたいときに向いています。
赤やピンクとミックスして花束にすると、メリハリが出て華やかさが増します。
紫:「気品」「誇り」
上品で落ち着いた雰囲気を持つ紫のカーネーションは、流通量が少ないため「いつもと違うものを贈りたい」というときに選ばれやすい色です。
ただし、紫は仏花の印象を持つ方もいるため、他の色と合わせて使うと安心です。
青:「永遠の幸福」
「ムーンダスト」と呼ばれる青紫のカーネーションは、遺伝子組み換え技術によって生まれた品種です。珍しさとポジティブな花言葉から、サプライズ性を重視したい方に人気があります。
避けた方がいい色
白のカーネーションには「亡き母を偲ぶ」「私の愛情は生きている」という花言葉があります。母の日の起源となったアンナ・ジャービスが亡き母に捧げた花の色でもあり、現在では故人へ贈る花として定着しています。存命のお母さんに贈るのは避けた方が無難です。
黄色には「友情」「美」といったポジティブな意味がある一方、「嫉妬」「軽蔑」というネガティブな花言葉も含まれています。黄色が好きなお母さんに贈る場合は、メッセージカードで気持ちを補足するといいでしょう。
母の日にバラを贈るときの花言葉
母の日に人気の花は、カーネーションだけではありません。バラにも色ごとに母の日にふさわしい花言葉があり、選択肢として知っておくと幅が広がります。
赤いバラ:「愛情」「美」「あなたを愛しています」
プロポーズのイメージが強い赤いバラですが、花言葉の「愛情」はもちろん家族愛にも通じます。カーネーションとミックスして使うと、母の日らしい華やかさの中にバラの存在感が加わります。
ピンクのバラ:「感謝」「上品」「しとやか」
母の日の贈り物としてバランスが良い色です。「感謝」の花言葉がそのまま母の日のメッセージになるため、花言葉で選ぶならピンクのバラも候補に入ります。
赤いバラほどロマンチックな印象にならず、年齢を問わず贈りやすいのもメリットです。
紫のバラ:「尊敬」「気品」「誇り」
紫のバラは、年上の方への贈り物として選ばれやすい色です。「いつも頑張っているお母さんを尊敬しています」という気持ちをスマートに伝えられます。
他の色と組み合わせると、花束全体に落ち着いた品格が加わります。
オレンジのバラ:「絆」「健やか」「無邪気」
明るくあたたかい印象のオレンジは、家族の絆を表現するのに適した色です。お母さんへの「いつまでも元気でいてね」という気持ちに合います。
避けた方がいい色
黄色いバラには「嫉妬」「薄らぐ愛」といった意味が含まれるため、母の日の贈り物として避ける方もいらっしゃいます。また、白いバラは「尊敬」「純潔」という美しい花言葉を持つ一方で、追悼の意味合いもあるため注意が必要です。
カーネーション以外に母の日に合う花と花言葉
カーネーションやバラ以外にも、母の日に贈る花としてふさわしい花言葉を持つ花があります。
ガーベラ

「希望」「常に前進」
明るくカラフルな見た目で、元気な印象を届けたいときに向いています。
アジサイ

「家族の絆」「辛抱強い愛情」
開花時期が5〜7月と母の日に近く、鉢植えで長く楽しめるのも魅力です。
カスミソウ

「感謝」「清らかな心」
花束の脇役のイメージがありますが、花言葉は母の日にぴったりです。メインの花と合わせると、ボリュームと意味の両方を足すことができます。
シャクヤク

「恥じらい」「優美」
5月が旬の花で、香りが強く、華やかな咲き姿が特徴です。ちょっと特別感のあるギフトにしたいときにおすすめです。
花言葉で母の日の花を選ぶなら

- ・赤いカーネーション:母への愛
- ・ピンクのカーネーション:感謝
- ・オレンジのカーネーション:あなたを愛しています
- ・赤いバラ:愛情・美
- ・ピンクのバラ:上品・感謝
- ・紫のバラ:尊敬・気品
花言葉で選ぶ、母の日にぴったりの花束はこちら
花屋として感じる母の日の花選び
花言葉は花選びのヒントになりますが、それだけが正解ではありません。
花屋として感じるのは、母の日の花選びは、「花言葉」よりも、お母さんの好みで決まることが多いという点です。
例えば
- ・ピンクが好きだから
- ・明るい色が好きだから
- ・落ち着いた色が好きだから
といった理由で選ばれる方も多く、その方が結果的に喜ばれることも少なくありません。
花言葉で意味を込めることも素敵ですが、最終的には「お母さんが喜ぶかどうか」で選ぶのがおすすめです。
花の種類(生花・プリザーブドフラワー・ドライフラワー)でも印象が変わる
同じ色の花でも、
- ・生花:華やかさと香りを楽しめる
- ・プリザーブドフラワー:長く飾れる
- ・ドライフラワー:ナチュラルなインテリア性
と、それぞれ異なる魅力があります。
忙しいお母さんには水やり不要のプリザーブドフラワー、花の香りを楽しんでもらいたい場合は生花、といった選び方もおすすめです。
最近は「楽しんだあとも残る」タイプのギフトも増えています。
noemieの「きせかえローズ」は、生花の花束の中に枯れないバラ(プリザーブドフラワー)を1輪忍ばせた仕立てで、花束を楽しんだあともバラを取り出して長く飾ることができます。
購入された方からは「花束を楽しんだあとも手元に残るのが嬉しい」という声も多く、花言葉で色を選ぶ+長く楽しめるという観点で選ばれる方に人気です。
手入れのしやすさで選ぶのもポイント
母の日の花を配送で贈る場合は、「届いたあとに手間がかからないか」も大切なポイントです。
例えば
- ・花瓶が必要
- ・水替えが必要
といった手間があると、負担に感じてしまうこともあります。そのため最近は、花瓶不要・水替え不要でそのまま飾れる花束を選ばれる方も増えています。
noemieでも母の日のギフトでは、「そのまま飾れるメッセージブーケ」がよく選ばれています。また、長く飾れるものを重視する方には、プリザーブドフラワーのアレンジメントも人気です。
noemieの「ミルフルール」は、ガラスドームやテラリウムに入った仕様で、届いたらそのまま飾ることができます。華やかさだけでなく、「扱いやすさ」や「受け取りやすさ」を基準に選ばれる方も多いのが特徴です。
母の日の花選びに迷ったら、花言葉をヒントに
花言葉を知っているだけで、母の日の花選びは「なんとなく」から「意味を込めて」に変わります。
カーネーションなら、赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」。バラなら、ピンクの「感謝」や紫の「尊敬」が母の日にぴったりです。逆に白いカーネーションや黄色いバラのように、場合によっては避けた方が良い色もあります。
ただ、花言葉にこだわりすぎる必要はありません。一番大事なのは、お母さんの好みや暮らしに合った花を、気持ちを込めて選ぶことです。
そのうえで、「花言葉で色を決める → その色の花を選ぶ」という順番で考えると、迷わず選びやすくなります。
noemieの母の日特集ページでは
- ・花言葉から選べるカラー別ブーケ
- ・花瓶不要でそのまま飾れる花束
- ・長く楽しめるプリザーブドフラワー
など、母の日に人気のギフトをまとめています。
まだ迷っている方は全体を見ながら選べますし、気になる色がある方は、その色から絞って探すこともできます。
母の日の花選びに迷ったときは、実際の花束を見ながらイメージを重ねていくと、自然と「これがいい」と思えるものに出会えます。